※個人的な発作体験や過去のトラウマについて触れています。心身に不安のある方は無理せず読み進めてください。
今回は、心療内科での薬の力を借りたことにより、トラウマによる発作が少しずつ落ち着いていった過程を振り返りたいと思います。
処方されたのは、気分を整える抗うつ薬と、不安や緊張をやわらげる抗不安薬の2種類でした。普段ほとんど薬を飲むことがなかった私は、精神的な薬を飲むことに少し抵抗がありました。「副作用が出たらどうしよう」「本当に必要なのかな」そんな不安が心の中に広がっていきました。
いつもは疑問に思ったことも、なかなか口に出せない性格なのですが、今回は思い切ってお医者さんに尋ねてみました。すると、先生は優しく教えてくれました。「今だけ薬で体の強い反応を落ち着かせてあげれば、だんだん自分の力で整えられるようになりますよ。副作用が出たらすぐ中止して報告してくださいね。」
その言葉に少し安心し、「回復のための補助として、今だけ薬を取り入れる」という考え方に納得することができました。不安に感じていることを伝えたり、わからないことを聞いたりすることは、治療を始める上でとても大切なのだと実感しました。
実際に抗うつ薬を服用してみると、20分ほどで腕に湿疹が出てしまいました。指示されていたとおり、すぐに使用を中止しお医者さんに報告。少し経って湿疹も治りました。私の場合は、気分が落ち込むなどのうつ症状が出ていなかったため、抗うつ薬は使用をやめ、抗不安薬だけで治療することになりました。
半年ほど薬を続けるうちに、少しずつ発作の回数が減り、症状もやわらいでいきました。そしてある日、先生から「もう薬は終了して大丈夫でしょう」と言われ、これからはカウンセリングだけで進めていくことになったのです。
薬に支えてもらえた期間があったからこそ、少しずつ自分の力で心身を整えられるようになったのだと思います。そして、安心できるお医者さんと出会えたことも、私の回復を大きく助けてくれました。
次回は、私がカウンセラーを選ぶときに大切にしたことを、少し分かち合えたらと思います。
