※個人的な発作体験や過去のトラウマについて触れています。心身に不安のある方は無理せず読み進めてください。
心療内科で「トラウマが原因の発作」と診断されてから、少しずつ自分の心と向き合うようになりました。そして、本当は、今の自分がもう限界に近いほどつらくて、誰かにわかってほしい気持ちでいっぱいだったことに気がつきました。
苦しみの原因は、過去の出来事だけでなく、今も続いている環境の中にありました。そしてそれが私にとって新たなトラウマとなっていたのです。カウンセリングで何を話そうかと心の準備をする中で、心の中に溜めこんできた気持ちがあふれ出しそうでした。
いよいよカウンセリングの日。
話したいことはたくさんありました。けれど長い間、自分の気持ちを言葉にすることに慣れていなかった私は、うまく整理して話すことができず、思いがあふれて話があちこちに飛んでしまいました。
それでもカウンセラーさんは、私の話を一つひとつ丁寧に聞きながら、メモを取り続けてくださいました。状況の説明から始まり、登場する人たちのこと、出来事、そしてそのときの気持ちなど。心に積み重なっていた出来事を話し出すと止まらず、気づけば70分があっという間に過ぎていました。もちろん、話せたのは心に溜め込んできたほんの一部でしたが、胸の中に少しだけ空気が入って、やっと息ができたような気持ちになりました。
最初の一歩は本当に不器用で、ボロボロのスタートだったと思います。けれど、「聞いてもらえた」という安心感が心の奥に残りました。その一歩があったからこそ、今につながっているのだと感じています。
